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謝辞

戦慄が走る、とはこの事だと思った。仕事を終え帰宅しPCをつけ、普段通りYahooのトップを見た時だった。後藤浩輝自宅で死去。背中に電撃を受けたようだった。なんでだ、どうしてなんだ、ネット上で情報を漁るうち昨年の有馬で中山に並ぶ徹夜組にメッセージ付きでカイロをプレゼントしていた写真を見た。途端にとめどもなく目から熱いものがあふれた。

後藤は常に着順を1つでも上げようと乗る積極的なジョッキーだった。スローペースという現代競馬の弊害に「あら、こんなペースなら行っちゃうよ」とスススッと動いてくれる姿は実に頼りになった。ユーセイトップランージョーヤマトで決まったダイモンドS、アドマイヤコジーンから総流しをかけた安田記念。馬券は取れなかったがJCダートのアロンダイト、関屋記念のリワードニンファも印象深い。勝利ジョッキーインタビューでのおふざけも賛否両論あったが定型文のような言い回ししかしない他の騎手よりずっとずっと好きだった。

そんな彼に神は辛すぎる試練を与えた。1度、2度、3度、4度と。2度目の落馬の後はいてもたってもいられず美浦へ手紙を出した。「スローペースを打破してくれるあなたのいない競馬はつまらない」と。何故彼にだけあんなつらいことが起こったのかはそれこそ神様しか知らない。様々な話を総合すると頚椎の怪我というものは決して癒える事がなく、ひどい時は寝る事ができないらしい。傍目にはダイヤモンドのように頑健に思えた彼の精神も体のつらさ、痛みには絶えられなかったのではなかろうか。しかしこれも彼にしか判らない。われわれ外部の者の推測でしかない。

ひとときは親しい知人が亡くなるより悲しいのではないか、というくらい心の中をしばらく悲しみが覆いつくしていたわけだが、このままではいかん、と3/1は馬券を買った。そこで思ったのが「ああ、やっぱり競馬は面白いなあ」という事。後藤は復帰後、1人でも多く「競馬って楽しいなあ」と思える人を増やしたい、と言っていたそうだ。われわれ競馬ファンも普段と変わらず競馬を楽しみ、少しでも競馬ファンを増やすべく身の回りの人を巻き込んで競馬に触れてもらう事が彼への最大の手向けになるのではないかと思う。

競馬をこよなく愛し、ファンを心から愛してくれたジョッキー後藤浩輝に謝辞を。

「今まで本当にどうもありがとう」
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