QLOOKアクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第61回 有馬記念

海の向こうでは極論を叫ぶ男に耳目が集まり、周囲は眉をひそめ非難を繰り返した。しかし勝利を勝ち得たのはその極論を叫んだ男。閉塞感のたまった時代、その男の叫んだ裏表のない言葉に「そうだそうだ」と心の中だけでうなずき、表にそれを出せないでいる人々が大半であったという結末。いわゆるサイレントマジョリティである。

しかしながら競馬の世界ではノイジーマジョリティが幅を利かす。「この馬で間違いがない」「まず負けない」「このデータをご覧あれ」。この騒がしい”多数派”が常にファンを揺れ動かす。この騒がしさに動じないでいるファンはサイレントマイノリティとでも呼んだら良いだろうか。いわゆる穴党である。

今年のノイジーマジョリティの主張はキタサンブラック。確かに強い。2016年もっとも成長力を見せた古馬であることは間違いない。しかしJCからの調教過程がどうしても気になる。軽いのだ。一頓挫あっての「現状維持」であれば、下降線もありうる。続いての主張はサトノダイヤモンド。しかしゆったりとしてストライドで徐々に加速をしてゆく馬、小回りの中山、加えて急坂はドンと来いの条件ではあるまい。

サイレントマイノリティである当方の声なき声はサウンズオブアース。安定感抜群の成績はさながらよみがえったステイゴールド。京都大賞典、JCと理想のステップを踏んでの有馬参戦。1番人気キタサンBとは常に接戦。枠も良し。加えて藤岡師がJCよりも良い、と言うのだから心強い。大舞台でまばゆい光を放つミルコ・デムーロにすべてを託したい。

対抗はゴールドアクター。JC敗戦は有馬への順調なるステップ。わずか増えていた体重が絞れているのなら中山でさらに前進。これにサトノDとキタサンを抑えれば完了だが、内枠のヤマカツA@池添、外だが腕達者サトノノブレス@シュミノー、デニム@バルザローナを少々。

◎サウンズオブアース
○ゴールドアクター
▲サトノダイヤモンド
△キタサンブラック
△ヤマカツエース
△サトノノブレス
△デニムアンドルビー

◎頭固定の馬単。◎ー○軸の3連複流しでいざ年の瀬の大勝負。


最後に。この文章は今年逝去された清水成駿氏を思いつつ書いたものです。氏の、強い想いを乗せて書かれる競馬の予想文には大いなる憧れがあります。今頃、あちらでどんな予想をされているのでしょうか。改めてご冥福をお祈りしますとともに、皆様にとっても良き有馬記念でありますことを。グッドラック!
スポンサーサイト

福島競馬遠征記

2週間前に気づいた。10/31(土)と11/1(日)が連休になっている。しかも11/2(月)は夕方からの出勤。これはどこかに行ける、と部屋の壁にかかっている「競馬最強の法則」の付録カレンダーを見上げると10/31は福島開幕日。これは遠征だ、と車を走らせた。福島飯坂ICで降りて13号線を南下。競馬場付近の駐車場は入るのはいいが出るのに時間がかかるだろうと予想し福島稲荷神社の近くに駐車し20分近くかけて競馬場まで徒歩。4号線を北上していると右側に「FUKUSHIMA RACE COURSE」と書かれた巨大建造物が。競馬歴約18年にして初見参である。開門は9時であったので並んでいると周りの競馬ファンの顔が生き生きとしている。もちろん私もそうだったろう。大人になってこれだけ生き生きとした表情が出る時間はどのくらいあろうか。

20151031fukushima

開門ダッシュをしている人間もいたが自分は取り合えずゆっくりと入場。ゴール板前の席を確保した。パドックまでちょっと距離があることに後で気づいたがまあ仕方がない。まずは1R。頭で来て欲しかったがタマモシルクハット@横山和生の複勝をいただく。こいつは今日は行けるかも、と思いきややはり当たらない当たらない。いつも通りの己れである。切歯扼腕したのが10R芝2600磐梯山特別。長距離なら内枠のステゴという事でマイネルカレッツァ@石橋脩から馬単で強気にその日の傾向が出ていたグレイソヴリン系統に流すとリンカーン産駒のテンカイチが頭。見事に裏を食い悶絶であった。しかも3着もコジーン持ちのマスタープラマー。3連複でも良かったのだ。なんという馬券下手か。

メイン、最終、と夢破れ駅前のホテルへチェックイン。繁華街をブラブラし、入った老舗の居酒屋がイメージと違い「うーんこの」となってしまい、「中合」で食料を買い部屋で飲みなおし。これでは普段とやってることが変わらない。何をやってるのやら。

日曜も早起きし、戦いへ。昨日よりいくぶん遅く着いてしまい9:15くらいの到着となってしまったが人の入りが違う。昨日の席は座られてしまっている。どころか建物の中の自由席はほぼ満席。GⅠデーはこうなのだ。うかつだった。日が照っていたので外へ出る。今日から11月だというのに日差しが強く暑い。なんだ外でも全然良いではないか、とゴール板前へ陣取る。さあ今日こそはと意気込むもやはり当たらない。と同時に東京の芝状態もチェックしたいのだが外へ出てると東京の発走状態がわからない。ならば、と携帯のアラームを使い、鳴ったら中に入って東京のレースをチェック。これを繰り返していると東京の9Rで行った行ったならぬ、行った行った、そのまた行った、というような前へ行った3頭で決まった珍しいレースに出会った。馬柱に目を落とすと3頭ともほぼ無印。「こりゃあ大変な馬券だ」とひとりごちると近くにテーブル席に陣取っていた爺軍団のひとりが「やった!とったぞ!こりゃウン百万だー。やったー」と大声を上げる。配当は3連単845万。こういう事は噂が広まるもので自分の席の近くにいた親父が仲間に話しかけていた「今の東京取ったのがいたぞ。3連複も取って1000万超えらしい。うらやましいなんてもんじゃねえな」
自分も「取ってみてえなあ」と思ったがすぐに「取った人悪いこと起こるんじゃねえかな」と思い直してしまった。一攫千金を普段から夢見てるくせに自分のこういうネガ発想がいかん。

気を取り直して目の前のレースに取り組むもやはり当たらない。一矢報いたのが福島民友カップの3連複。「和生頭で来い~!」と叫んだがノボバカラ3着。頭ならもう少し資金が増えてた。そんなこんなで天皇賞・秋。狙いはサトノクラウン頭の3連単とアンビシャス、サトノクラウン、エイシンヒカリ軸の3連複流し。結果、1、2、3着馬無印で爽快な負け。福島最終も取れず、やるつもりのなかった東京最終にも手を出し、はいご苦労さんとなるのはいつものパターン。

しかし福島はいい所であった。パドックで未就学児童と思われる兄弟が「僕はねえ、2の単勝、あと馬連は2-4だな」などと話し合っていたのが非常に印象的だった。福島人のひとりひとりに競馬が染みこんでる感じも「いいものだなあ」と思った。こういう場所を持っている福島の人たちがうらやましい。また来たい、また来よう。そう思わせてくれる競馬場だった。

謝辞

戦慄が走る、とはこの事だと思った。仕事を終え帰宅しPCをつけ、普段通りYahooのトップを見た時だった。後藤浩輝自宅で死去。背中に電撃を受けたようだった。なんでだ、どうしてなんだ、ネット上で情報を漁るうち昨年の有馬で中山に並ぶ徹夜組にメッセージ付きでカイロをプレゼントしていた写真を見た。途端にとめどもなく目から熱いものがあふれた。

後藤は常に着順を1つでも上げようと乗る積極的なジョッキーだった。スローペースという現代競馬の弊害に「あら、こんなペースなら行っちゃうよ」とスススッと動いてくれる姿は実に頼りになった。ユーセイトップランージョーヤマトで決まったダイモンドS、アドマイヤコジーンから総流しをかけた安田記念。馬券は取れなかったがJCダートのアロンダイト、関屋記念のリワードニンファも印象深い。勝利ジョッキーインタビューでのおふざけも賛否両論あったが定型文のような言い回ししかしない他の騎手よりずっとずっと好きだった。

そんな彼に神は辛すぎる試練を与えた。1度、2度、3度、4度と。2度目の落馬の後はいてもたってもいられず美浦へ手紙を出した。「スローペースを打破してくれるあなたのいない競馬はつまらない」と。何故彼にだけあんなつらいことが起こったのかはそれこそ神様しか知らない。様々な話を総合すると頚椎の怪我というものは決して癒える事がなく、ひどい時は寝る事ができないらしい。傍目にはダイヤモンドのように頑健に思えた彼の精神も体のつらさ、痛みには絶えられなかったのではなかろうか。しかしこれも彼にしか判らない。われわれ外部の者の推測でしかない。

ひとときは親しい知人が亡くなるより悲しいのではないか、というくらい心の中をしばらく悲しみが覆いつくしていたわけだが、このままではいかん、と3/1は馬券を買った。そこで思ったのが「ああ、やっぱり競馬は面白いなあ」という事。後藤は復帰後、1人でも多く「競馬って楽しいなあ」と思える人を増やしたい、と言っていたそうだ。われわれ競馬ファンも普段と変わらず競馬を楽しみ、少しでも競馬ファンを増やすべく身の回りの人を巻き込んで競馬に触れてもらう事が彼への最大の手向けになるのではないかと思う。

競馬をこよなく愛し、ファンを心から愛してくれたジョッキー後藤浩輝に謝辞を。

「今まで本当にどうもありがとう」

第31回フェブラリーS

カギは武蔵野S。いわゆる府中ダ千六の厳しいペースでいながら上がりが36秒を切ってこれる馬を探すとやはり左記の上位が目に付く。紛れのないびっしりとした良いレースになると予想できる。ホッコータルマエはマイルを使ったのは5戦前の南部杯。底力に加えスピードまでも求められる近年のフェブラリーSとは会わないのでないか。ニホンピロアワーズにも同様の不安感。しかもこちらは府中初。

ベルシャザールは先を見据えるとここに100%、とは行くまい。ワンダーアキュートも追い込んでは来るだろうが頭までは行かない馬。とすると武蔵野Sでベルシャと接戦。ユニコーンSで35.0を使っている府中ダの申し子ベストウォーリアに◎。武蔵野S2着も人気のないアドマイヤロイヤルにも目が行く。切れ者としてはゴールスキーも抑えたい。切れの一番手としてはシルクフォーチュンなのだがマイルはちと長い。

◎ベストウォーリア
○ベルシャザール
▲アドマイヤロイヤル
△ゴールスキー
△ワンダーアキュート


◎頭の3連単。◎○▲軸の広めの3連複流しなどもやってみたい。何故だか今回は自信アリ。

テーマ : 競馬予想 - ジャンル : ギャンブル

有馬記念回顧

まあ強い。恐れ入った!(杉本清風に)といった感じの有馬記念だった。下が悪い上にラップも淀みないもので各馬は相当苦しかったはず。そんな中ひとまくりで8馬身。いろいろ粗を探して申し訳ございませんでした、という気持ち。結構入れたけどもあれだけ完璧に勝たれてしまうと悔しくもなんともない。個人的にはディープインパクトよりも「記憶に残る」名馬であると思う。子供にももちろん期待。終わってみればオルフェーヴルのオルフェーヴルによるオルフェーヴルのための有馬記念だった。長い間本当にお疲れさん。

テーマ : レース回顧 - ジャンル : ギャンブル

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
FC2 Blog Ranking